研究組織

A03 行動決定モデル推定研究グループ

ヒューマノイドと人の身体的対話を通した自己と他者のモデル構築

研究代表者
升森 敦士(東京大学)
専門分野:人工生命
研究役割分担:モデル構築、システム開発、研究統括

人はコミュニケーションを通して社会的なスキルを発達させていく。特に他者の模倣は、新生児が周囲の人の表情や動きのまねをする新生児模倣に始まり、発達のプロセスのなかでも重要な役割を果たす。このような模倣を中心としたコミュニケーションを通して社会環境で他者と共生可能な自己を形成していくことができると考えられる。本研究では、模倣を中心としたコミュニケーションを通して自己のモデルを構築し、その自己モデルを参照することで他者の行為や感情の推定を行うモデルを設計する。そのモデルをヒューマノイドに実装して検証し、人の社会で共生可能な対話型知能を構築することを目的とする。